第三法則●第三法則 第三法則とは、(序章で話した「1億人から3秒弱の時間を集める」ことで、「1万人がフルタイムで1日働いて生み出すのと同等の価値を創出する」ような考え方のことである。 たとえばお金であれば1円以下の端数、時間ならば数秒といった、放っておけば消えて失われていったはずの価値を「不特定多数無限大」ぶん集積しようという考え方である。 もしその自動集積がほぼゼロコストでできれば、「Something」(某かの価値)になる。 リアル世界の発想では「無」だったものが「Something」になるのだから大事件である。 梅田望夫 |